女性も要注意の加齢臭!原因やその対策法!
「加齢臭」といえば男の中年の方がなるイメージがありますが、しかしその名の通り年齢を重ねることで女性でも加齢臭が出ることがあります。どのようなことが原因で女性もなるのか、またその対策について見ていきましょう。
女性も要注意の加齢臭とは一体何か。
加齢臭という言葉は何となく中高年から放たれる匂いというイメージがありますが、具体的にどのような臭いでしょうか。
悪い臭いの匂いは皮脂腺から出る皮脂が酸化して発生している匂いで、50代の半ば頃から匂いが強くなると言われています。
おじさんの匂いというイメージがあり、その匂いは独特でロウソクのロウのような匂いとか古本の匂いとか枯葉のようにおいなど様々な表現がされています。
おじさんの匂いと言われていますが、男性にしか発生しないわけではありません。女性にも発生します。
女性ホルモンによって皮脂の量が抑えられていることによって一般的には男性の方が臭いは発生しやすい傾向がありまが、女性も閉経すると女性ホルモンが減少するので、それに代わって男性ホルモンが活性化し、皮脂量が増え悪い臭いが発生しやすくなるのです。
女性の閉経は50歳前後が平均的と言われていますのでその時期にさしかかったら女性は体臭に気をつけましょう。
女性の加齢臭はどの部位が出やすいのか。
臭いは皮脂が原因で皮脂腺の多い部位に発生しやすいです。
具体的には脇や耳の後ろ、顔、背中、胸などになります。特に頭皮は皮脂の分泌量が多いので、臭いも起こりやすくなり枕が臭くなってしまうこともよくあります。
女性でも臭いの原因は皮脂です。
皮脂は子供や青年でも分泌されているものですが年齢を重ねると必死に含まれるパルミトレイン酸という脂肪酸が増えてきます。
パルミトレイン酸の皮脂が皮脂腺から分泌され、空気に触れることによって空気中の酸素によって酸化されます。その時、酸化したノネナールという物質が発生しこれが臭いの元とされています。
女性の加齢臭の原因
女性は男性と比べて体臭・加齢臭は弱いですが女性も加齢臭はでます。
更年期の影響
女性体臭の原因として大きいのは更年期の影響です
閉経により、女性ホルモンの分泌が減少することで、相対的に男性ホルモンの分泌量が増えてきます。すると、ノネナールという加齢臭物質が増えやすいです。
特に喫煙する女性は体臭が強くなりやすいので注意してください。
加齢臭は男性特有の症状だと思われていますが、女性にも発生する症状なのです。更年期は自律神経がアンバランスになりやすい時期のため、副交感神経を優位にしていく対策が効果的となります。
睡眠をたっぷりと確保してストレスを解消する、ゆったりと入浴して身体を芯から温めるなどの対策が効果的でしょう。
生理も女性体臭の原因となることが多く、皮脂分泌が盛んになるのでニオイが強くなりやすいです。皮脂が増えると古本のようなニオイを発することがあり、特にデリケートゾーンのニオイが気になります。
生理中は雑菌繁殖も活発になりますので、入浴時は念入りに洗うように、汚れが残っていると雑菌と汗が混合することで、すそわきがを強くする可能性があります。
湯船に浸からずにシャワーだけで済ませていると、雑菌や汗を完全に落とせないので注意してください。
湯船に浸かるメリットは汚れを柔らかくし、除去しやすくすることがあります。38度くらいの湯温に設定し、20分程度入浴すれば新陳代謝の活性化も期待できます。
・冷え性
代謝が低下している状態は冷え性を招きやすく、冷えから体臭を強くしてしまう可能性があるので注意してください
女性は男性よりも低体温症・冷え性の発症率が高いため、冷え由来の体臭が発生する可能性は高いです。
身体を冷やさない服装をすることはもちろん、湯船にゆっくり浸かる対策がおすすめです。半身浴や足浴はのぼせを予防しつつ、身体を芯まで温めることができます。
最近は数万円の家庭用足浴器が販売されており、本を読んだりテレビを見たりしながら温活ができます。
体温を36度以上に維持することが体臭を軽減するために大切です。
・ダイエット
無理なダイエットをしている女性も体臭が強くなりやすいです。
特にタンパク質が欠乏していると基礎代謝が低下しますので、体臭の原因物質をうまく排出することができません。
体臭対策のためにはデトックスが重要ですから、老廃物を排出できる体質に変えていきましょう。代謝を向上させるためには規則正しい食生活が大切で、欠食や偏食には注意してください。
また暴飲暴食も体臭を強くする原因となるので、適正体重を維持する程度の食事量を意識します。
食べ過ぎると糖質・脂肪の過剰摂取となり、体脂肪・血中脂質を増やすことになります。これらが増えると肌がオイリーになり、皮脂由来の体臭が強くなりやすいです。特に更年期の女性は皮脂分泌が増えやすいので、食事バランスは徹底してください。
・運動不足
運動をしないと基礎代謝が低下しますし、低体温・冷え性などを招くこともあります。
運動はダイエットのために行うものだと考える女性が多いですが、身体本来の健康を維持する目的があります。
運動をしないとデトックスをするのが難しくなり、身体に老廃物を蓄えてしまうのです。老廃物は基礎代謝をさらに低下させて、女性体臭を強くしてしまいます。
デトックスできる体質に変えるためにも、運動は定期的に行ってください。
無理なメニューをこなす必要はありませんが、ウォーキングや簡単なジョギング程度は行いたいものです。
1日20分程度身体を動かせば、代謝を促進して女性体臭を予防できるはずです。”
・肥満
肥満は、体内に中性脂肪がたまり、皮脂の分泌が増加します。加齢臭は、酸化した皮脂のニオイなので、分泌される皮脂量が増えれば、加臭もきつくなります。
・飲酒
お酒を飲む人ことで、アルコールが体内で分解されるときに出るアセトアルデヒドと大いに関係があります。アセトアルデヒドとノネナールが混ざると、加齢臭の相乗効果になり、臭いがきつくなります。
・喫煙
喫煙することによって、体内に活性酸素が増え、酸化パワーが大きく、パルミトレイン酸を酸化し、2-ノネナールを生成します。この活性酸素は、喫煙のほか、飲酒、激しい運動、紫外線によっても増えます。
・ストレス
人間は、ストレスを感じると、活性酸素が大量に発生することがわかっています。
現代人に、ストレスフリーな暮らしは無理ですが、なるべくストレスをためないよう、生活を工夫することも大切です。ストレスは、加齢臭に限らず、万病の元ですからね。
加齢臭対策について
食生活の改善が加齢臭予防に役立つ!
肥満体質の方は、やせている人より加齢臭が出やすいしので、食事を見直して、改善してください。
どのような食事が加齢臭をひどくするのか?防ぐためにはどんな食事がいいのでしょうか
避けた方がいい食べ物、食事
動物性脂肪は皮脂の分泌を促しますので、肉類や乳製品を頻繁に食べる人は控えるようして下さい。皮脂が酸化すると加齢臭の元、ノネナールが多く生成されますので、皮脂量を減らすことが、加齢臭対策の大切なポイントです。動物性脂肪の摂りすぎには注意しましょう。
昔の日本人は体臭がひどくなかったんですが、最近の食生活の変化で、肉類を多く摂るようになってから、体臭や加齢臭に悩む人が増えたといわれています。肉類や乳製品は、ほどほどにしましょう。
植物油も要注意です。植物油に含まれているリノール酸は、中性脂肪やコレストロールを増やし、それが酸化しニオイ成分を発生します。オリーブオイル中のオレイン酸は、酸化されにくいので、オリーブオイルに変えるといいでしょう。
積極的に摂りたい食べもの、食事
皮脂内の脂肪酸が酸化してノネナールになり、加齢臭を発します。この酸化を促すのが活性酸素。活性酸素を取り除く働きがある抗酸化食品を摂りましょう。
ビタミンC,E,ベータカロチンなどは、抗酸化作用が強いので、これらを多く含む食品を摂るといいでしょう。ビタミンCは、いちごやミカンなどのフルーツ、ビタミンEなら、ナッツ類、オリーブオイル、ベータカロチンはニンジンやほうれん草がおすすめです。
適度な運動は加齢臭対策に
ウォーキング、ヨガなどの有酸素運動は、体内の脂肪量を落としますので、日常生活に取り入れましょう。ストレス発散にもなり、効果的ですよ。
有酸素運動がいいからと言って、急にハードなものを始めると、かえって逆効果になりますので、適度なものにしましょう。
加齢臭対策用アイテム
最近では、加齢臭対策アイテムも色々なものが、たくさん出回っています。デオドラントアイテムも時と場合によって使うといいでしょう。今話題のアイテムをご紹介しましょう。
加齢臭予防の石鹸
コラージュフルフル泡石鹸 持田ヘルスケア
加齢臭予防のボディーシャンプー
イビサソープ&デオドラント
美肌サポート成分を贅沢配合!【クリアネオパール】
加齢臭予防のサプリメント
4大天然成分で悩みをスッキリ!【みやびの爽臭サプリ】
一日一粒で嫌な臭いをリフレッシュ
まとめ
今までは、女性には、他人事と思って安心していた加齢臭でしたが、年齢を重ねた女性にも出ることがわかっていただけたでしょうか?
特に更年期の女性は皮脂分泌が増えやすいので、生活習慣を見つめなおし、バランスの良い食事をこころがけてください。
日頃から、ちょっと意識するだけで、予防できますから、ぜひ実行してみてください。
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