妊娠中から始まった「夫だけ臭い問題」2年越しの謎がついに解決!虫歯が原因だった衝撃体験
妊娠中って、本当に不思議なことがたくさん起こりますよね。
つわりで食べ物の好みが変わったり、においに敏感になったり…。
でも私の場合、「なんで夫のにおいだけ?」という、ちょっと特殊な体験をしました。
今思い返すと、あの2年間のモヤモヤは一体何だったんだろうと笑ってしまいますが、当時の私は本当に困惑していたんです。
同じような経験をされた方もいらっしゃるかもしれないので、今日はその体験談をシェアしてみようと思います。
妊娠中期、突然始まった「夫だけ臭い現象」
妊娠5ヶ月頃のことでした。
それまで全く気にならなかった夫の口臭が、ある日突然気になるように。
最初は「あれ?今日はちょっと…?」程度だったのですが、日に日にその感覚は強くなっていきました。
不思議だったのは、他のにおいは全然平気だったこと。
妊娠中はにおいに敏感になると聞いていたので、生ゴミや香りの強い食べ物なども苦手になるのかと思っていたのですが、そういったものは今まで通り。コーヒーの香りも、お花の香りも、むしろ心地よく感じるくらいでした。
「なんで夫だけ…?」
この疑問が、私の頭の中をぐるぐると回り続けました。
言えない気持ちと日々の葛藤
一番つらかったのは、本人に伝えられないことでした。
だって、「あなたの口が臭い」なんて、愛する夫に面と向かって言えますか?
特に妊娠中でホルモンバランスが乱れている時期、自分の感覚が正常なのかも分からない状態で。
朝のキスを避けるようになったり、近くで話すときに少し距離を置いたり…。
夫には気づかれないように、でも自分なりに対処していました。
そんな自分に罪悪感を感じることもありました。
「これってホルモンの影響よね?出産したらきっと元に戻る」
そう自分に言い聞かせて、毎日を過ごしていました。
妊娠中の体の変化って本当に様々で、一時的なものも多いですから、きっとこれもその一つだろうと思っていたんです。
出産後も続く謎の嗅覚センサー
ところが、待望の息子が生まれても、この「夫の口臭センサー」は全く衰える気配がありませんでした。
産後1ヶ月、3ヶ月、半年…。
息子が1歳の誕生日を迎えても、2歳になっても、相変わらず夫の口臭だけが気になる日々。
他の家族や友人のにおいは全く問題ないのに、夫だけ。
「もしかして、私の嗅覚がおかしくなってしまったのかな?」 「それとも、夫婦だから相手のにおいに敏感になるものなの?」 「単純に私の気のせい?」
様々な可能性を考えましたが、答えは見つかりませんでした。
インターネットで「妊娠中 夫 臭い」なんて検索したこともありましたが、似たような体験談はあまり見つからず…。
忙しさにかまけて見落としていたもの
振り返ってみると、息子が生まれてから、私たち夫婦の生活は一変していました。
夜中の授乳、おむつ替え、寝不足の日々。夫も育児と仕事の両立で忙しく、お互いに自分のことは後回しになりがちでした。
そういえば夫は、息子が生まれる前は定期的に歯医者に通っていたのに、最近は全然行っていませんでした。
「子どもが小さいうちは、病院に行くのも一苦労だよね」なんて話していたのを思い出します。
でも当時の私は、夫の歯医者通いの頻度と、自分が感じている口臭との関連性には全く気づいていませんでした。
2年越しの謎がついに解決!
息子が2歳3ヶ月になったある日のこと。夫が仕事から帰ってきて、「そういえば、歯医者の予約取った」と何気なく言いました。
「え、久しぶりじゃない?最後に行ったのいつだっけ?」
「うーん、確か○○(息子の名前)が生まれる前だから…2年以上前かな。さすがにまずいと思って」
そうなんです。
夫は約2年間、歯医者に行っていませんでした。
そして私が夫の口臭を気にし始めたのも、ちょうど2年前。
でも、その時の私はまだ、この二つを結びつけて考えることはありませんでした。
衝撃の診断結果
歯医者から帰ってきた夫の第一声は、「やばかった…奥歯に結構深い虫歯があったって」でした。
その瞬間、私の頭の中で全てが繋がりました。
「それだーーーー!!!」
心の中で大きく叫びましたが、表面上は冷静を保ち、「そっか、行ってよかったね。痛くなる前で良かった」とだけ答えました。
夫によると、奥歯の見えにくい部分に虫歯ができていて、しかもかなり進行していたとのこと。
幸い神経までは達していませんでしたが、削って詰め物をする必要があったそうです。
「最近、たまに奥歯がしみることがあったんだよね。でも忙しくて放置してた」
夫のこの言葉を聞いて、私の2年越しの疑問がすっきりと解決しました。
虫歯による口臭。それが私の敏感になった嗅覚をずっと刺激し続けていたんです。
妊娠中の嗅覚の変化について改めて考えてみる
この経験を通して、妊娠中の嗅覚の変化について改めて調べてみました。
妊娠中はホルモンの影響で嗅覚が敏感になることが多く、特定のにおいに対して過敏になることがあるそうです。
そして興味深いことに、パートナーの体臭の変化を敏感に察知するケースもあるんだとか。
もしかすると、私の体が夫の口の中で起きている変化(虫歯の進行)を、においを通じて察知していたのかもしれません。
人間の嗅覚って、思っている以上に優秀なんですね。
治療後の変化と現在の取り組み
夫が虫歯の治療を受けてから、私の「においセンサー」はぴたりと反応しなくなりました。
2年間悩み続けていた問題が、こんなにもあっさりと解決するなんて…。
夫本人も、「口の中がすっきりした」「奥歯の違和感がなくなった」と喜んでいました。
私も内心では「やったー!」と大喜びでしたが、「実はずっと気になってた」とは、今でも言えずにいます。
家族の健康管理について見直すきっかけに
この体験をきっかけに、我が家では家族全員の健康管理について見直すことにしました。
現在取り組んでいること:
- 夫の歯医者の定期健診を忘れないよう、スマホのリマインダーに設定
- 私自身も産後しばらく歯医者に行けていなかったので、まずは検診の予約を取る
- 息子の歯科デビューの準備(もうすぐ2歳半なので、そろそろフッ素塗布を検討)
- 家族みんなで食後すぐに歯磨きをする習慣を徹底
- 夜の寝かしつけで親が寝落ちしても大丈夫なよう、夕食後すぐのタイミングで歯磨きタイム
特に食後すぐの歯磨きは、息子も一緒に楽しんでやってくれるので、良い習慣として定着しつつあります。
同じような経験をされている方へ
もしも今、妊娠中や産後で「パートナーのにおいが気になる」という経験をされている方がいらっしゃったら、一人で悩まずに、まずは相手の健康状態をチェックしてみることをお勧めします。
口臭の原因は様々ですが、虫歯や歯周病が原因の場合、早めの治療で改善されることが多いです。
また、胃腸の調子や、ストレス、睡眠不足なども口臭に影響することがあります。
直接的に「臭い」と伝えるのは難しいかもしれませんが、「最近歯医者行ってる?」「体調大丈夫?」といった形で、さりげなく健康状態を気にかけることから始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ:体からのサインを見逃さないことの大切さ
今回の経験を通して、体からのサインを見逃さないことの大切さを改めて感じました。
私の嗅覚の変化は、単なる妊娠中の一時的な症状ではなく、家族の健康問題を知らせるサインだったのです。
2年間という長い期間、一人でモヤモヤし続けていましたが、結果的に夫の虫歯の早期発見に繋がったのかもしれません。
もしもあのまま放置していたら、もっと深刻な状態になっていた可能性もあります。
子育て中は自分のことも相手のことも後回しになりがちですが、家族の健康管理は本当に大切だなと痛感しました。
特に歯の健康は、全身の健康にも関わってくる重要な要素です。
皆さんも、忙しい日々の中でも、家族の健康チェックを忘れずに過ごしてくださいね。
そして、体からの小さなサインも見逃さないよう、日頃から気をつけていきましょう。
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